今回はボディーの穴開け方法についてです。
よくレース用の綺麗なボディーに限って穴位置がずれてしまった‼︎
なんて事ありませんか?
そんな事が起こらないようにするボディーカットにかかせないお勧めアイテムを紹介します。
自分がボディーの穴開けに使うアイテム達です。
それではアイテムの紹介をしながらボディーの穴開けとカットの仕方を説明していきたいと思います。
まず使うのはこちらです。
アクティブさんのマグネットボディーマウントマーカーです。
この商品は他のメーカーからも出ていますが、自分はアクティブさんのを愛用しています。
そして穴開け専用のバンパーとボディーポストです。
これはマグネットボディーマウントマーカーを付けてボディーを上から載せた際に高さがぴったりになるようにカットしてあります。
これにマグネットボディーマウントマーカーを着けるとこんな感じです。
そしてシャーシに取り付けます。
フロント
リヤ
多くの方がこのマグネットボディーマウントマーカーを使用する時に普段使っているボディーポストにそのまま付けていると思うのですが、高さが違うと絶対にずれます。
前に出過ぎちゃったー‼︎
なんて事になります。
実際に装着するボディーの高さに合わせてあげる事でそんなずれを防げます。
面倒でも穴開け用のボディーポストを用意しておきましょう。
同じ型のボディーなら一度作ってしまえばずっと使えますので〜
次はボディー側です。
ボディーを何ミリ前出しするかでフロントタイヤの中心部分を決めてあげます。
最近のボディーはスリットが入っているので分かりやすいですね。
更にわかりやすくする為に合わせたいスリットをマジックでなぞっておきます。
今回は前に紹介したJMのレギュレーションに余裕で通る8mm前出しで作ります。
ツイスターをJMレギュに通す方法はこちら↓↓
ここまでやったら実際にボディーをかぶせます。
と、その前にシャーシ側の電源を入れてニュートラルを出しておきます。
ここでニュートラルが出ていない状態で合わせてしまうとまたズレる原因になってしまいます。
しっかりニュートラルを出した状態でボディーをかぶせます。
ボディーを被せたらマジックでなぞったスリットにフロントタイヤの中心を合わせます。
左右両方ともしっかり中心にくるように合わせます。
前出し位置をあわせたら、マグネットボディーマーカーのもう片方を上から乗せます。
ツイスターやドックの場合フロントが丁度スリットの部分と被ってしまうのですが、内側にボディーマーカー入れた方が上手く行きやすいです。(TFの場合ですが…)
このスリットのおかげで左右のずれは出にくいですね。
同様にリヤーも
リヤーは左右のずれが起きやすいので目印を決めてそこからの距離を測って合わせます。
自分はトランク部の線からの長さをそれぞれ測って合わせています。
ちょっと写真だと見にくいですね(汗)
左右からボディーを軽くトントン叩いていく感じで調整します。
ここまで合わせたらもう一度フロントタイヤのの中心が合っているかを確認します。
全ての位置が合ったらマジックでボディーマーカーの中の円をなぞります。
マッキーの細い方が良いですね。
こんな感じの円が書けます。
印が出来たら穴を開けてていくですがここもズレポイントです。
多くの方がこの状態からリーマーの先を突き刺して穴を空けると思うのですがここで結構ずれてしまう事が多いんです‼︎
それを防ぐ方法は…
ピンバイスで下穴を開けておきます。
円の中心を狙います。
太さは大体1mmくらいの物を使いましょう。
ピンバイスの方が中心を狙い易いいので位置がづれにくいんです。
ほぼ中心に穴が空きました。
ここからリーマーで穴を広げていきます。
と、その前にボディーポストを元に戻しておきましょう。
リーマーはなるべく力を入れないでそーっと回していきます。
力を入れ過ぎると穴が楕円になりそこからずれていってしまいます。
リーマーも良く切れるものを使う事でズレを防止出来るのと、綺麗な円の穴が開けられます。
穴の大きさの目安はボディーを少し持ち上げた状態から手を離してストンと下まで落ちるくらいです。
持ち上げて〜
離してストン‼︎
少し穴が大きくなっても大丈夫です。
穴を空けてたらボディーパッチをつけます。
自分はヨコモ製の0.5mmのものを使っています。
ボディーの穴の補強になります。
また、穴がずれてしまっていても大きめの穴を開けてボディーパッチを使う事で補正も出来ます。
まずボディーパッチを取り外し保護テープを剥がしてボディーポストに乗せます。
そしてその上からボディーを被せて軽く上からおさえつけます。
これでボディーパッチがボディーにくっつきます。
ボディーパッチをつけると大体穴がキツいと思うのでリーマーで少し広げます。
穴の大きさの目安は先程同様ボディーをつけた状態で少し持ち上げて〜離してストンです。
ここで引っかかってストンと落ちないと、走りにクセが出る原因になってしまいます。
少し穴が大きめでもストンを落ちるボディーが良いです。
これで穴開け完了です‼︎
長くなってしまったので今回はここまで。
次回はカットの仕方を紹介します。
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