今回はレースの取り組み方について。
自分は基本レースに出る時は、自分が納得いくまでそのコースで練習して、車のセッティングを出してレースに挑みたいタイプです。
しかし海外のETSなどのビッグレースは練習走行の回数が限られており、数回の走行後にいきなりレースという事がよくあります。
それでも世界のトップドライバー達は100%の力を発揮して素晴らしいレースを繰り広げます。
今回はそれに近い環境で何処まで車と人間が対応できるかを試してみたく、ぶっつけ本番レースに挑戦してみました。
今回出たレースはHRF主催のSRTレーシングトラックにて行われた電動レースです。
SRTさんでの走行は約2年ぶりです。
コースレイアウトも路面グリップも2年前とはかわっていました。
これはぶっつけ本番での対応力を試すには良い条件です。
因みに今回のレースはチームメイトの幸太とスーラジ村井店長も一緒に出ており、彼らもぶっつけと同じ条件で3人の戦いでもあります。
ビリになった人かお昼のお弁当代を払います(笑)
今回自分も仕事ではなくプライベート参戦なので思いっきりレースを楽しませて頂きました(笑)
ぶっつけレースでまず大事なのが車の基本セット。
当然1からセッティングしている時間など無いので決め打ちで行かなければいけません。
ここで大外ししたら今回のレースはおそらくほぼ終了です。
最近は袖スタ、グリーンパークのレース共に車はセットをほぼ変えずによく走ってくれており、基本セットまあまあ出来ている自身はありました。
だから今回のぶっつけレースに挑戦しようと思ったんですがね(笑)
そしてもう一つ大事なのが人間のコースへの対応力です。
レースの始まる時間的に考えて練習できるのは3回。この3回の走行でコースに慣れる必要があります。
そしてこの3回で何を試すかを考えます。
今回この3回の練習走行で自分はこのような事をしようと考えました。
1回目:新品タイヤでの走行
2回目:2パック目のタイヤでグリップ力が上がるのかを試す
3回目:2パック目のタイヤが良かったらレース用タイヤの皮むき
タイヤはRUSHの32シルバープリマウントです。
36シルバーも用意しましたが、気温が低かったので32シルバー1択に絞りました。
因みに朝の気温は3℃!
激寒です。
そんな中この人は元気です(笑)
昨晩遅くまでナイトレースを運営していたはずなのにタフですね~
練習走行でタイヤの皮むきはした方が良い事も分かり、レース用のタイヤも皮むき完了していよいよレース開始です。
予選1回目、人間がまだコースに慣れきっていない為、とりあえず攻めないで無難に走ります。
順調に走行していたのですが、前の車が転倒しそれを避けようとしたらインに入り過ぎてゼブラに乗り過ぎて転倒...しかもコースマーシャルが近くにおらず10秒程ロス...
普段ならこのヒートは完全捨てなので走行をやめ、タイヤを温存するのですが、コースにもっと慣れたかったので最後まで走る事にしました。
幸い車のセットも外している感じは無く良く走ってくれていたので、このまま予選2回目に挑む事にしました。
1回目の予選で結果を出せていれば2回目は攻めるつもりでしたが、結果が出ず予選は2回のみで後が無いので2回目も無難に置きにいきます。
一度外周のギャップに足をとられハーフスピンしかけましたが何とか踏ん張り走り切りました。
ここのギャップの走り方がいまだ分からない...
予選総合6番手で何とか目標のAメインは達成できました。
ハーフスピンが無ければもう一つ順位上げられましたね。
そして決勝です。
夕方になり気温が大分下がってきました。
スタートして前半は悪くなく無難に走行していましたが後半になるにつれてどんどんグリップしなくなっていきマキマキ状態に...
おそらく気温が下がったことでタイヤ温度が下がり過ぎてしまったんだと思います。
最終結果は予選と変わらず6位でした。
レースが終わってから色々情報収取するとタイヤは使い込んだ中古の方が良かったとか、足回りは他より硬くしてタイヤの面圧上げた方がギャップで巻かない等色々聞けましたがさすがにぶっつけではそこまで分かりませんでしたね。
そんな中同じぶっつけで優勝した村井さん、流石っす!
そして川上さんお弁当ご馳走様でした(笑)
そんな感じで楽しい一日を過ごせました。
運営の佐藤さん、コースオーナー小室さんお疲れ様でした。
たまにはこういうレースの楽しみ方も良いですね♬
またぶっつけで何処かのレースに行ってみたいと思います。
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