掃除機ネタ2連チャンからいきなりラジコンマニアックネタに入ります。
統一性の無いブログですね(笑)
今回のお題はリヤトーコントロールシステム。
題名で書いたリヤトーは増やすのと減らすのとどっちが良い?と書いたのは、リヤトーコントロールシステムを使った時のトー変化の事です。
ARSとかHTCとか色々呼ばれているリヤトーコントロールシステムは名前の通りリヤのトー角を走行中に可変させる為のシステムですがトー角を増やす方向にも減らす方向にも変化させることが出来ます。
では増やす方向と減らす方向、どっちにするのが正解なの?という事になりますよね。
正直未だに自分もどちらが正解なのか分かりません(笑)
そこで、今回は1日このリヤトーコントロールシステムのトー変化のみを徹底的にテストしてみました。
今回テストしたコースはRCスタジアム袖ヶ浦。
コーナーの種類が多く、テストにもってこいのコースです。
次の週の月例レースにも参加予定なので、その練習もかねて1日テストしてきました。
最近はリヤトーが増える方向でずっとセットしていたので先ずはそのままコースインです。
増える方向の時はこの様にナックル側が上がるようにターンバックルに角度をつけます。
KAZUKI CUP やオールジャパンチャンピオンシップの時のセットもほぼ同じなので普通に良く走ってくれました。
走行特性としては安定傾向でリヤグリップが破綻することもまずありません。
リヤトー変化量はフルボトムで0.5度くらいが良い感じです。
因みにこのトー変化はトーが増える方向でも変化量が多いほど曲がる傾向になります。
リヤトーが増えるとリヤグリップが上がって曲がらなくなるよなイメージを持っている方もいるのではと思いますが、実際には曲がります。
タイヤにかかる荷重とその時のタイヤの向きの関係なのですが、これを細かく説明するとこの記事が終わらなくなりそうなので今回はやめておきます(笑)
とりあえず曲がる方向とだけ覚えておいてください。
勿論限度を超えれば逆の方向にもなりえますよ。
そして次にトーが減る方向に組みなおしてテストです。
さっきとは逆でナックル側が下に下がるようにターンバックルに角度をつけます。
今回内側はバルクからとってみました。
トー変化量は同じく0.5度くらいからスタートしてみました。
走行させた第一印象は車がシャープに曲がる!
リヤトーが増える方向のトー変化の時はリヤグリップはしっかりしている印象でしたが、トー変化を減らす方向では、リヤグリップを落として曲がりに繋げている印象です。
トー変化量を大きくし過ぎるといきなりリヤグリップが抜けてガメラスピンする場面も出てきてしまいました。
最終的に落ち着いたのはリヤトー3度スタートの変化量0.3度くらいですかね。
変化量はナックル下のスペーサーの厚みで調整します。
で、どっちが速いの?という所ですよね!
結果から言うとベストラップは全く同じでした(笑)
ただ、コーナーリング中の車の動きは全くの別物ですね。
安定したコーナーリングが出来るトーが増える方向とシャープなコーナーリングのトーが減る方向といったイメージですね。
週末のレースはどっちでいこう...
トーが減る方向はまだテスト期間も短く可能性を感じるのでもう少し色々やってみますかね。
キャスター角とスキット角との関係も色々やってみたいし。
という事で今回のお題の結論はまだ出ませんでした(笑)
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