今回は最近のダンパーの仕様について紹介したいと思います。
まずはOリング
京商のXリングのオレンジを基本で使っています。
因みにハイグリップなインドアやカーペットコースはクリヤを使います。
そしてOリングを組む時はグリスなどは使わず使用するダンパーオイルを1滴たらします。
この方法が一番シャフトがスムーズに動き、4つのダンパーの差が無くなると自分では思っています。
Oリングを入れてシャフトを通したらダンパーエンドを取り付けます。
この時のシャフトの長さは9.5mmです。
RC MISSONのショック長調整ツールが超便利です。
シャフトを挟んでペンチで掴み、エンドをねじ込むだけで簡単に同じ長さに揃えられます。
最後止まる所までねじ込んだら半回転戻すとツールから外しやすく長さもピッタリ揃います。
ここは9.5mmが自分の中では基本で、殆ど変える事はありません。
ここを変える時は相当カツってます(笑)
そして4つのシャフトを同じ長さで揃えたらオイルを入れます。
ここでもRC MISSONのショックスタンドを愛用しています。
とにかく見た目がカッコイイ‼︎
ピットに置いておくだけでもエキスパートっぽく見えます(笑)
ダンパーオイルは京商の450番が基本です。
路面が悪い時はAXONの35番を使うと掛かりが増します。
オイルを入れたらピストンを数回上下させて気泡を出してそのまま放置です。
泡が無くなるまで待ちます。
自分はリムーバーで真空にはしません。
Oリングが縮んで動きが渋くなってしまう時があるからです。
時間があれば気長に待ちましょう。
泡が抜けたらダイヤフラムを被せてフタをします。
ダイヤフラムは京商純正とAXONを使い分けています。
京商純正の青いマーキングがされているものが一番柔らかい動きになります。
AXONは掛かり感が増します。
今回KAZUKI CUPに向けてAXONの新しいダイヤフラムV2を試した見ました。
今迄のAXONより柔らかくダンパーの動きもしなやかになりました。
かつ掛かり感もありKAZUKI CUPに向けた袖ヶ浦のテストでは一番感触が良かったので今回これを採用しました。
そして上に乗せるプラ部品ですがこちらには1mmの穴を開けます。
大気開放型というやつです。
これをやったダンパーの方が掛かりがマイルドになり、車のロールがしなやかになります。
ダイヤフムの上にスポンジ等は乗せていません。
キャップを閉める際のシャフトは最近縮めず伸ばしたまま閉めています。
大気開放型になっているので、これでもパッツンにはなりません。
シャフトを押し込んだら少しだけ戻る感じのダンパーになります。
全部組み終わったら4本同じようにシャフトが伸び縮みするかを確認します。
1つでも違うと感じたら面倒でも組み直します。
ここを丁寧にやる事で癖の無い車になります。
スプリングをつけて完全です。
ダンパーは車の動きのキモになる部分なのでこまめにメンテしてあげましょう。
ダンパーオイルもヘタるので新しい物が一番しっかりとトラクションが掛かりますよ(^_−)
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