皆さんは自分で組む車と人が組む車とでは全く同じセッティングをしても同じように走らないという経験をした事はありませんか?
自分で組んだ車はクセが強いんじゃ〜‼︎って方も中にはいるんじゃないでしょうか?(笑)
エキスパートな方達は勿論ただ組むと言っても駆動系がいかに抵抗なくスルスル回るようにしたりだとか、サスの動きがスムーズになるようにだとか手を加えて組むのでその差は出ます。
ただそれ以外でも結構車の性格が変わってしまうくらい差が出るのがネジの締め付けトルクです。
ネジを締め付ける時の力の事ですね。
ここは今まで色んな人の組んだ車を見てきましたが、ネジを緩めてみると締め付けトルクは人によってかなり違うんですよね‼︎
経験豊富な方の組んだ車はどのネジを緩めてもほぼ一定の力でネジが締め付けられています。
逆に初心者の方が組んだ車は場所によってバラバラな力でネジが締め付けられている事は結構多いです。
多分少し想像出来るかとは思うのですが基本ネジを締め付ける力が強い方が力の逃げが減るのでその部分がヨレなくなります。
車の動きはカッチリする方向ですね。
逆にネジの締め付けを弱くすればそこにヨレが生じて車の動き的には柔らかくなります。
つまり左側と右側でネジの締め付けトルクが違っていれば左にハンドルを切った時と右にハンドルを切った時とで動きが変わってしまう事になるんです。
これがクセってやつですね。
しかし、ネジを常に一定の力で締めるというのはまぁまぁの熟練度が必要になってくるかと思います。
そこで簡単にネジを一定の力で締められるお勧めアイテムの紹介です♬
トルクレンチです♬
自分はトーニチのトルクスレンチというのを使っています。
Amazonで1万円ちょいくらいで購入できます。
TOHNICHI(トーニチ) 空転式プレセット形トルクD RTD120CN
ちょっと高いと思うかもしれませんが、メーカーで補正もしてくれる品質保証付きで、一生ものと考えればそれほど高いものではないかと思います。
またビットは付属ではないので別に買う必要があります。
自分はHUDYのデンドラ用のビットを使っています。
こちらも精度と耐久性も抜群です。
ワンタッチで取り付けられます。
他に安いビットは沢山ありますが安いビットはすぐネジ穴を壊してしまったり、消耗が早かったりと結局別の出費がかかってしまいます。
工具は高くても良い物を使いましょう。
話は少しそれてしまいましたが、トルクレンチの使い方を紹介します。
まずはダイヤルで締め付けトルクを調整します。
この締め付けトルクはセッティングポイントにもなります。
上で書いたように締め付けトルクで車の動きを変える事ができるんです。
自分は40cN•m〜60cN•mの間で調整しています。
締め付けトルクが強過ぎるとネジの頭が飛んでしまったりネジ山がバカになってしまうので、注意しましょう。
特にアルミビスは弱いので要注意です!
締め付けトルクを調整したらネジを絞めていきます。
ある程度絞めた所でカチンと音がして力が逃げます。
これで締め付け完了です。
後は全てのネジをカチンと音がするまで絞めていきます。
簡単ですね♬
これでクセのない車の出来上がりです。
クセのない車は自分の思い通りに走らせられますよ。
締め付けトルクも色々変えて遊んでみてください。
きっと自分好みの動きになるポイントを見つけられますよ。
TOHNICHI(トーニチ) 空転式プレセット形トルクD RTD120CN
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