前回レビューしたAXONスプリングチタンスクリュー。
前回のレビューはこちら↓↓
このビスには他に余りない3×7mmというラインナップが存在します。
そこで、今回は予告通りこの3×7mmのビスを使って、現在3×6mmのビスを使っている部分を1mmビスの長さを伸ばしてみたら車の動きがどう変わるか?というマニアックなテストをしてみましたので、その結果をお伝えしたいと思います。
今回テストした場所はスーパーラジコン大宮店!
ハイグリップなインドアアスファルトコースです。
この日は雨でしたがインドアコースなので問題なし!むしろ湿度が高く路面グリップは良い状態でした。
まずはいつもの3×6mmビスをつけた状態で走行します。
タイヤはRush32XにAXONブラックインナーとRushホイールの組み合わせです。
新品からグリップしてくれ、加工も一切必要なく安定したグリップを保ってくれるので一番お気に入りの組み合わせです。
車がいつもの動きな事を確認したらビスを変更していきます。
先ずはメインシャーシ下の3×6の皿ビスのみを3×7に変更しました。締め付けトルクは勿論同じで締めます。
そして走行開始!
車の動きにカッチリ感が出ました。
ステアリングの初期反応も上がる感じですね。
ただ、ハイグリップなスーラジ大宮のコースでは難しさも少し出てしまいました。
しかし、ベストラップはコンマ1秒アップ!
ラインが定まればタイムは出るようです。
次にアッパーデッキとアッパーバルクの3×6のボタンビスを3×7にチェンジ!
これで3×6のビスを使用していた箇所は全て3×7になったことになります。
予想ではカッチリ感が更に増す感じかな?と思っていたのですが、実際走行してみるとそこは余り感じられず、ロール量が増え車の動きは逆に少しマイルドになりました。
重心が高い所のビスの体積が増えた事によりロール量が増したのかな?といった感じですね。
ベストラップはコンマ05秒程落ちましたが、アベレージは揃えやすくなりました。
ベストラップよりアベレージ重視の自分にとっては皿ビスのみの変更よりも全て変更した時の車の動きの方が好みでした。
しかしこれはあくまでインドアハイグリップコースでの結果で、屋外のもう少しグリップの薄い所では逆に皿ビスのみを3×7にした時のカッチリ感は車を曲げるきっかけになり、良いのではと思います。
最後に皿ビスだけ3×6mmに戻してみました。
車のマイルド感が更に増え、運転は一番楽になりました。
ただちょっと物足りなさもあります。
ベストラップもコンマ15秒落ちですがアベレージはものすごく揃いました。
という事で今回自分が感じたビスの長さによる車の動きの特性をまとめてみるとこんな感じです。
●皿ビス、ボタンビスともに3×6mm
車が一番軽く動きバランスの取れたオールマイティー
●皿ビス3×7mm、ボタンビス3×6mm
車のカッチリ感アップ、ステアリングの初期反応が増えて一番攻撃力がある
●皿ビス、3×7mm、ボタンビス3×7mm
車のロール量が増え、安定して走行でき、バランスも良い
●皿ビス3×6mm、ボタンビス3×7
車の動きは一番マイルド。アベレージは揃うが少し物足りなさがある。
ビスの長さは皿とボタンで揃えた方がバランスは良いように感じました。
あくまでTF7.7で自分が感じた個人的イメージです!
車が変われば当然バランスも変わってくると思います。
ただビスの長さでこれだけ動きを変える事が出来れば間違いなくセッティングポイントとして把握しておけば間違いなくアドバンテージになるかと思います。
セッティングの引き出しを一つ増やす事が出来ました!
皆さんも是非ビスの長さによる車の動きの変化、試してみてください(^_−)−☆
セッティングの引き出しを増やしましょう♬
最後に癒し☆
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