今回はモーターのメンテナンスについて
シャーシはメンテナンスしてもモーターまではしないって人結構いませんか?
バラすのが怖いって人も結構いると思います。
しかしモーターもシャーシ同様走ると汚れも溜まるし消耗する部分もあります。
まず自分がモーターメンテに使用しているお勧め品を紹介します。
とりおんから発売されているこれらのアイテムを使う事でワンランク上のモーターに仕上げる事が出来ます♬
それではメンテナンス方法を説明しながらこれらのアイテムの使い方も紹介していきたいと思います。
今回はとりおんモーターをメンテナンスしていきますが、モーターのバラし方はメーカーによって多少違いますのでご注意ください。
まずはビス3本を取り、センサーの付いている上側のフタを外します。
その後、ローターを抜き取ります。
ローターは磁力が強く手で引っ張って抜くのは中々大変なので、プライヤー等を使って引っこ抜きます。
この際、シャフトを傷つけないように挟む部分に布のテープを貼ります。
ティッシュ等の柔らかいものを一緒に挟むのもありかと思います。
次に缶とステーターも外す事が出来るのですが、ここは無理に外さなくても良いかと思います。
新しい最初のうちは結構がっちり止まっていますがあんまり抜き差しし過ぎると緩くなって来ます。
ここが緩くなってくると、モーターが回っている時に微妙に振動し、音がうるさくなってきます。
そうなってしまった場合はステーターにセロハンテープ等をを貼り缶にギュっと押し込んでやると振動が消えて音が静かになります。
緩み具合によってセロハンテープの枚数を変えてみてください。
全部バラすとこんな感じです。
ローターは磁力でどっか転がっていっちゃいました(笑)
バラしたらまず使うのがこれです。
モーター&ベアリングクリーニングガム‼︎
クリーニング粘土と呼ぶものもありますね。
前にも紹介した事ありましたね。
缶、ステーター、センサー周り、ベアリングについたゴミをこのクリーニングガムでペタペタしてとっていきます。
クリーナーで吹いてゴミを落としても良いんですが、ベアリングの中にゴミが入ってしまう可能性がありますのでクリーナーを使う場合は注意してください。
自分はクリーナーは使いません。
ゴミを綺麗に取ったらベアリングにしろくまモーターオイルのベアリング用を数的垂らします。
そしてローター下についている緑のOリングを黒のハードタイプに交換します。
標準の緑のOリングは少し切れやすく、気がつくと無くなっていてローターのガタが大きくなっている事があります。
無くなる前に切れにくいハードタイプに交換しておきましょう。
こちらです♬
その際、Oリングを一番外側にしてあげる事でローターをシャフトに戻す時、シムを落としにくくなりますよ。
因みにこのシムは基本そのままで大丈夫ですが、無くしてしまった場合や細かく調整したい場合は調整用シムセットを使いましょう。
ここはほんの少しだけガタがある状態が良いかと思います。
Oリングを交換したらローターシャフトのベアリングが通る部分にしろくまオイルのシャフト用を塗っておきます。
このしろくまオイルが効果絶大で、ベアリングとシャフトに塗る事で超スムーズなモーターになります。
ここまで出来たら全ての部品を組み直していきます。
ローターを缶に入れて、センサーとベアリングの付いている側の蓋をするのですが、少しコツがいります。
自分はローターの上にセンサーのついた蓋を載せた状態で、缶に一緒に入れていきます。
ちょっと言葉で説明するの難しいのですが、ローターを缶に全部入れてから蓋を閉めると磁力でローターシャフトが中々真ん中に持ってこれず、ベアリングに通すのが難しくなります。
なので先に蓋のベアリングをローターシャフトに通してしまってから一緒に入れるイメージです。
蓋を閉めたら最後に長いビスを締めるのですが、ここで一つ注意点が‼︎
最近の缶は肉抜きの穴が多くビスを思いっきり閉めると歪んでしまう事があります。
そこで使うのがトルクレンチ‼︎
これも以前の記事でもしましたね。
トルクレンチを使って自分は30cN•mで締めています。
実はトルクレンチを使う事で缶の歪みを防止するだけでなく、3つのビスを均等な力で締める事で、芯ブレが減り、よりモーターがスムーズに回るようになるんです‼︎
トルクレンチ凄いですね〜
TOHNICHI(トーニチ) 空転式プレセット形トルクD RTD120CN
ビスを均等に締められたら完成です。
手で軽く回してみて引っかかりが無いか、シャフトを上下させてほんの少しだけガタがあるかどうかを確認してみてください。
これでモーターのあともう一伸びが出るはずです‼︎
たまにはモーターもメンテしてあげてくださいね(^ ^)
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